私が今のマンションに住み始めたのは20年くらい前になります。
結構、大きなマンションなので入居戸数は100件以上あり、同じ玄関を共有している家族だけでも22件あります。
最初はどのお家に誰が住んでいるかなんて、さっぱりわからず何年か経ってもなかなかわかりませんでしたが住み始めてから6、7年くらい経ってから町内会の班長になる順番が回ってきてマンションの入居者の方から町内会費を徴収したり、町内のお祭りの時の寄付金を集めたりする仕事をしました。
私はいつも、まだ赤ちゃんだった次男をおんぶしてマンション内を回っていましたので皆さんに「大変だね…頑張ってね。」とか「ぼくちゃんにこれ!」なんてお裾分けを頂いたりして、子供連れだったおかげで何かと皆さんと親睦を深めることが出来ました。
そんな中 いつも何度も集金に行ってもインターホンから「お母さんいません…」または、居留守を使って出てこないかを毎月繰り返されるお家が一件ありました。
高校生くらいの息子さんなんですが…。1日に数回行ってもご両親がいないと350円のお金も払ってもらえず小さな赤ん坊を連れて何度も足を運び…結構、大変な思いをしたものです。
その事がきっかけでわかったのですが、その息子さんは不登校で引きこもりだったようです。
私が一年間、町内会の班長をやっている間、とうとう1度も息子さんは玄関先には出てくれず顔みることはありませんでした。
それが、その数年後初めて私はご両親と歩く息子さんをたまに見るようになりました。
それから、何年間か経つ間に1人で犬を散歩に連れて行く息子さんへと成長し挨拶も交わせるように…。
このマンションに入った当時は多分、中学生くらいだった息子さん、引きこもりが長い期間ありご両親も苦労した時間は長かったはずです。
ですが、数年前に彼はこのマンションを出て引っ越ししました。
あんなに殻にとじ込もっていた息子さんも大人になり30才を過ぎあの時のかたくなな感じは無くなったんだなと時の流れを感じます。
風の噂で聞いたのですが彼が引っ越したのは彼が結婚したからだそうです。
婚約と結婚の違いは?以外と知らない指輪のあれこれのようなサイトをみた相手の方が、結婚をせっついたそうです。
彼のご両親は苦労も多かったと思いますが本当に良かったなと他人の私まで思ってしまいます。

Categories: 引越し, 結婚

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